イギリス、アイルランド、そしてEU離脱

EU離脱交渉のカギを握る重要な国の一つが アイルランド! 目次 「ユニオニスト」と「ナショナリスト」 EU離脱と国境問題 国境問題の今後は? 「ユニオニスト」と「ナショナリスト」 アイルランドといえば、EU離脱後の、国境問題をめぐって、イギリスと…

映画「英国王のスピーチ」について

日本でも話題になった英国王のスピーチ(原題:King's speech) とイギリス英語について ジョージ6世の悩み 映画における英語表現について ちなみに ジョージ6世の悩み 王室のジョージ6世は、吃音のためうまくスピーチができない。 それを直すために、言語聴…

「テロリズム」研究を始めたきっかけ

今回は、私が「テロリズム」研究を始めたきっかけについて。 「テロリズム」研究へのきっかけ 「イスラム国」への対応をめぐって 同時多発テロ後の動き 「テロリズム」研究へのきっかけ 自分が研究の世界に入る直接のきっかけは、 アラブの春による中東情勢…

カード不正にご用心

欧州生活に不可欠なクレジットカード ある日の異変 カード会社へ連絡 欧州生活に不可欠なクレジットカード イギリス、ヨーロッパ生活に必須かつ、便利なのはクレジットカード 公共交通機関やホテルの予約に必須なのはもちろんのこと、 カード社会のイギリス…

ネット時代の「問い」と「解」

世の中にはたくさんの「問い」が転がっている。 そして、その問いは大きく2つの種類のものがある。 目次 解内在型 解外在型 現代に溢れる諸問題 重要な姿勢は 解内在型 それは、「解内在型」と「解外在型」である。 「解内在型」というのは、「8×2= ?」 や…

いわゆる「共謀罪」について

2017年6月に可決された「テロ等準備罪」いわゆる共謀罪について、テロ対策の視点から。 攻防「テロ等準備罪」新設法案|NHK NEWS WEB 『都内在住のAさんは、海外に拠点を置く過激派組織の考えに共感し、SNSを介して連絡を取り合うようになった。ある日、そ…

「テロリズム」をめぐって

ここのところ世界各地で痛ましいテロ事件が続いている。 ここでは、そもそも論として、法的な用語としての「テロ」とは何かをまず確認したい。2001年の9.11以降、特に国際社会を揺るがすようになったテロ行為であるが、その定義については、国連などでずっと…

EU離脱交渉の現状

現在、イギリスのEU離脱交渉は、第2ラウンドに入っている。 その模様については、ブログでも随時取り上げていくつもりだが、まず昨年末の第1ラウンドの決着についておさらい。 第1ラウンドにおいては、3つ課題が議論された。 ① 離脱金 ② ECJの司法管轄権を…

国際法ブログとして

国際法といえば、見ようによっては堅そうな、一方で掴みどころのない印象を持つ人もいるだろう。とはいえ、実際のところ国際法は様々な分野を越えて、あちこちに行き渡っている。最近のニュースなんかでいえば、カタルーニャの独立問題。「国家承認、民族自…

フランスと徴兵制

フランスで徴兵制を復活させるという動き。 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180120/k10011295281000.html テロの脅威への対抗が主たる目的だという。このことについては、驚きの声も多い。 「リベラル」なマクロンが、ということで意外なところもあるか…

プライバシーポリシー

個人情報の利用目的当ブログでは、メールでのお問い合わせ、メールマガジンへの登録などの際に、名前(ハンドルネーム)、メールアドレス等の個人情報をご登録いただく場合がございます。これらの個人情報は質問に対する回答や必要な情報を電子メールなどを…

イギリス英語について

イギリス英語とは? 一般的なイギリス英語は? マーガレット・サッチャーとイギリス英語 イギリス英語とは? 「アメリカ英語」とよく比較される「イギリス英語」 ただ「イギリス英語」と一括りによく言われるが、 いざその中身は、というと意外に複雑。 よく…

ごあいさつ

イギリスの博士課程在住。国際法、対テロ戦争、安全保障について研究中しております。タイトルは、小説『クライマーズ・ハイ』の一節から。 クライマーズ・ハイ (文春文庫) 作者: 横山秀夫 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2006/06/10 メディア: 文庫 購…