頑張れメイ首相!-No deal ブレキジットへ向かう英国!?-

EU離脱をめぐって、昨夜21日、メイ首相は緊急会見。EU側が譲歩しなければ、No deal ブレキジットを辞さずとした。

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https://www.vennomax.com/european-union-pushes-october-brexit-agreement-threatens-no-deal/

行き詰まりを見せる離脱交渉

これまで、対立を繰り返しつつも、交渉を前に進めてきたイギリスとEU側。そのあたりは過去の記事を参照に。

climbershigh.hatenablog.com

離脱金、司法管轄については、ある程度のまとまり、

いわゆる「ソフトブレキジット」路線を歩んできた。

が、しかし、最後の課題はアイルランドをめぐる問題となっていた。そして、オーストリアで開かれたEUとの首脳会合では、メイ首相はEU側から厳しい要求が突き付けられた。

 

それは、通商については事実上、イギリス (ブリテン島) と北アイルランド切り離すものであった…。

アイルランドとEU離脱

以前にもまとめたように、アイルランドとイギリス、そして北アイルランドは極めて複雑な事情が絡んでいる。


climbershigh.hatenablog.com

さすがにこの提案は飲めないとみて、メイ首相は決裂辞さずという強い姿勢を示した。

メイ首相の判断は正しい!

歴史的経緯を踏まえれば、EU側の提案を呑むことは難しい。

何よりこれを受け入れれば、イギリスという国家そのものが壊れかねない。

 

私はメイ首相の進める「ソフトブレキジット」路線を必ずしも支持はしていない。

しかし、メイ首相はここのところ国内的にも激しい逆風にさらされ、閣僚の辞任など相次ぐなか、厳しい立場に立たさつつもぎりぎりの交渉をしてきた。

 

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https://www.investing.com/news/world-news/mays-brexit-plan-goes-pop-after-humiliation-by-eu-british-media-says-1618801

No-deal ブレキジットはたしかに短期的に見れば、イギリス経済には打撃であろう。しかし、アイルランド問題は、イギリスという国家そのものの存立基盤に関わる問題である。

 

イギリスを守るため、27か国というの巨大な組織であるEUと孤独にも、敢然と向き合うメイ首相。私はその姿勢を応援したい。